『紅い翼と漆黒の双剣』




紅い翼と漆黒の双剣 登場人物設定

紅 蓮(くれない れん)?才 現在高校3年生
本作主人公 
 どこか大人びた感じを漂わせる青年。女性の視点からみるとかなりの美青年なのだが
本人に自覚無し。というより誰かに好意を寄せたり、親密な関係になったりすることを避ける癖がある。
 紅流(くれないりゅう)と呼ばれる刀術を使うが、その素性を誰も知らないし、本人も語ろうとはしない。
 どうやら今まで各地を転々としてきているらしく、今回は視察と言う形でリリアンに来る。



高町 恭也(たかまち きょうや)21才 大学2回生
 
 数々の戦いをくぐり抜け、裏の世界にその名を轟かせている。
その筋では《漆黒の双剣》と呼ばれているが、本人はその呼び名に嫌悪している。
   永全不動八門一派御神真刀流・小太刀二刀術 
略称御神流の使い手にして師範代。弟子である美由希がCSS事件を境に力をつけて
来ているため、皆伝を検討している。
 ちなみにかなりの好青年で女性から好意を寄せられることが多いのだが、本人は至って
気付いていない、朴念仁、鈍感と周りから言われることが多々あるが、本人は自覚していない。

※ちなみに、恭也に関しては全てのルートをクリアし、誰も選んでいない状態です。
膝は回復の兆しを見せているが、完治しているわけではない


高町 美由希(たかまち みゆき)18才 高校3年生

 高町恭也の義妹。CSS事件の際に実母である美沙斗と戦闘、和解をへて大きく成長。その成長には恭也も目を見はっている。
戦闘時においてはそうでもないが実生活中においてはかなりのドジ。


佐藤 聖(さとう せい 《白薔薇さま》) リリアン3年 18歳

 日本人離れした容姿を持つ女性。が、普段の行動はいつも祐巳に抱きついている
セクハラ中年親父化した女子高生である。
過去に人間関係から心に大きな傷を負っているが、今は仲間にも恵まれ克服。
だが、常に人の輪から一歩引いて見ている。
なんとなく、自分と似た匂いのする蓮に興味を持つ



藤堂 志摩子(とうどう しまこ 《白薔薇の蕾》) リリアン1年 16歳

 西洋の人形のような雰囲気、容姿を持ち、やんわりとした性格をしている。
1年生だが落ち着いた物腰なため、結構年相応に見られないことがある。
実家がお寺なため、カトリック信者としての自分との間で迷っている。
恭也をかなり意識している。

水野 蓉子(みずの ようこ 《紅薔薇さま》) リリアン3年 18歳

 なんでもこなす山百合会の要。だが、その完璧ぶりが災いし色々と厄介事を押しつけられることもしばしば。おそらく同会においての一番の苦労人。
心に傷を負った聖を常に気に掛けていたが、克服していく様子に喜んでいる。
実はかなりの策略家。
どことなく振る舞いが自分と似ている恭也に興味をもつが、どことなく危なげで儚い感じがする蓮も気に掛けている

小笠原 祥子(おがさわら さちこ《紅薔薇の蕾》) リリアン2年 17歳

 
小笠原家の長女にして、正真正銘のお嬢様。一人っ子で兄弟はなし。
お嬢様らしく勝ち気な性格で多少ひねくれているところがあるようだ。
男性は苦手で、あまり自分から話したがらない。



福沢 祐巳(ふくざわ ゆみ 《紅薔薇の蕾の妹》) リリアン1年生 16歳


小笠原祥子の妹。同い年の弟、祐麒が兄弟。表情豊かで常に気持ちが表情にでている。
佐藤聖の主なセクハラ対象。


鳥居 江利子(とりい えりこ 《黄薔薇さま》) リリアン3年生 18歳


なんでも器用にこなせるがために、日頃退屈そうにしているリリアンの3年生。
それゆえに珍しいこと、楽しそうなことには人一倍敏感で、とことん楽しもうとする。
恭也が妹である令を負かすほど強いと言うことを知り密かに興味を持つ。

支倉 令(はせくら れい 《黄薔薇の蕾》) リリアン2年生 17歳


鳥居江利子の妹。妹である島津由乃とは従姉妹である。剣道部に所属していて
ショートカットの長身というボーイッシュな雰囲気のため「ミスター・リリアン」を受賞してしまう。だが、趣味はその姿格好とは正反対で・お菓子作りや編み物という女性らしい面を持つ。
自分を負かした恭也の強さに惹かれるが、どことなく蓮を見ている。

島津 由乃(しまづ よしの 《黄薔薇の蕾の妹》) リリアン1年生 16歳


支倉令の妹でそれでいて従姉妹同士。心臓を患っていたが、手術後回復。
そのご剣道部に入部するなど、見た目の雰囲気とは裏腹に活動的である。



リスティ 槙原

シルバーブロンドの髪をもつ女性。警察の協力者という立場の仕事をしており、
その仕事の一つ、CSS事件で恭也と知り合う。その後、その強さを知り何度か依頼を
頼んだこともある。今回も恭也に依頼を持ってきた。
かなり人をおちょくるのが好きらしく、恭也などは良くからかわれていたりする



ちょっとした用語解説

御神流(みかみりゅう)

本当の名前は永全不動八門一派・御神真刀流、小太刀二刀術
現在ではある事件の所為で使い手が3人になってしまっている。
現在は恭也が師範代となり、美由紀を育てている。皆伝の日も近いとか・・・・。


リリアン女学園


明治34年に創立され、元は華族の令嬢を育成をするカトリック系の学園だった。
幼稚舎から中高、大学とあり、今、現在でもここに通っていると箱入りお嬢さまが出来上がるという珍しい学園。
高等部には『姉妹(スール)』と呼ばれるシステムがある。


スール

ロザリオを授受する儀式を行って姉妹になることを誓い、姉が妹を導くがごとく先輩が後輩を指導するシステム。
当初は広い意味で先輩後輩を指していたが、現在では個人的に強く結び付いた二人を指すようになっている


山百合会(やまゆりかい)

リリアン女学園の生徒会の呼称。三人の薔薇たちと、その妹達で構成される。
同学園内での注目の的。


紅流(くれないりゅう)


正式名称は紅龍派・真紅流刀術(こうりゅうは・しんくれないりゅうとうじゅつ)

そのあまりに速い太刀筋は極めれば炎(紅蓮)を出すことも可能だという、刀主体の流派
 あまり表の世界に名が出ることが無かった流派。逆に裏の世界でかなり有名だったが、突然使い手が減り、いつしか名前も聞かれなくなっていた。
この流派を極められるのはある条件に当てはまった人だけだという噂である。
蓮はこの流派を使用しているが、まだ極めてはいないようだ。
そのあまりに速い太刀筋は極めれば炎(紅蓮)を出すことも可能だという。









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