哀しい歌声が、微かに耳に伝わり続けた。

歌に込められた悲しみは本物で、所々理解できるドイツ語はあの子が何を切り捨てたのかを教えてくれた

 

Wir mochten zu Ihnen treffenKirschbaum

 

君に逢いたいよ桜・・・・・彼は何を捨てたのか・・・想像するのは容易い。

でも・・・・・・その時に彼が何を考え、何を思ったのか。それは彼以外には解らない。私はそう思いながら鍵盤を叩くのを止めた。隣を見れば娘が涙目に成っていた。感情移入してしまったのだろう・・・ソレほどまでに聞こえてきた声に含まれていた悲しみは、強い物だった。鍵盤を叩く私や、娘の声を聴いていた子供達には聞こえ難かったかも知れない。

しかし、歌手として生きている娘には良く聞こえていたのだろう。歌い手は声だけでなく、曲を聴く為の耳も良くなければ成らないから・・・・

如何すれば良いのだろうか、拍手を送る子供達に誤魔化しながら涙を拭く娘を視界の端に収めながら、唯一彼の事を知っている夫の友人に目を向けた。彼は夫に何かを聞かれていた。その表情が徐々に青褪めていく、夫にも聞こえていたのだろう。その後ろを見れば、友人の娘。高町なのはが兄と姉に連れられて歩いていた。それから少ししてあの歌を歌った少年、衛宮士郎が戻ってきた。

 

「それじゃあ、之でお終い。他の人に言っては駄目よ? 」

 

私はそう言うと、夫の下へと脚を向けた

 

 

 

 

 

 

Side 衛宮士郎

 

ギュッと、何も言わずに手を握られた・・・何故、彼女が今にも泣きそうな顔をしているのかが分からない。

 

「シロ君・・・・何処にも行かないよね?」

 

「特に予定は無いが・・・如何したんだ?」

 

「・・・なんでもない・・・行こ? シロ君」

 

何かを振り払うように言ったなのはに、手を引かれアリサやすずかの所に向かう。一体何なんだろうか?

その後で、アリサやすずかにからかわれたのは仕方の無い事だと思うことにした。それよりも、帰りの運転は如何するのだろうか? 

そう思ったのが顔に出たのか、なのはが静かに言った。

 

「シロ君・・・帰りはお母さんが運転するんだと思うんだけど・・・・」

 

「思うんだけど?」

 

「乗っちゃ駄目だよ? 絶対に乗っちゃ駄目だよ?」

 

何でとは聴かなかった、だって遠くを見ながら言うなのはにこれ以上負担を掛けるのは如何かと思ったから・・・・

 

「だめ逃げておじいちゃん・・・あ、あお母さんそっちは歩行者優先・・・逃げて猫さ〜ん」

 

桃子さんの車には絶対に乗らないと、心に誓った

 

 

 

なのはの忠告の元、俺はノエルさんが運転する車に乗った。乗っているのは俺を含めた子供四人と美由希さん。桃子さんの運転する車には大人の人達が乗ったのだが。

    ・・・見えない。峠に入る前までは見えていたのだが、峠に入った時にはもう居なかった。俺の隣でなのはが

 

「・・・また、新たな伝説が・・・・」

 

と、小声でボソリと言ったのが聞こえた。

士郎さん、恭也さん・・・・・如何か無事で・・・

帰り道も中程で、俺以外の子供組みは寝ていた。一番最初に寝たのがなのは、次がアリサ、最後にすずか。助席に座っていた美由希さんも静かに寝ていた。車のエンジンの音が聞こえる静かな空間で、ノエルさんが言った

 

「さくら・・・という人は、女性ですか?」

 

「・・・・・・」

 

「不躾な質問とは、解っています。しかし・・・」

 

「ノエルさん」

 

「はい」

 

「時が来るまで・・・待ってくれませんか」

 

「解りました・・・失礼な事を聞いてしまってすみません。」

 

俺は答えなかった。正直に言えば答える余裕が無かった。だから、静かに目を瞑りシートに身体を預けて、精神を沈める事にした。

それに、俺はもう誰にも彼女の事を話すつもりは無かった。

今思えば、士郎さん達に喋ってしまったのは俺の弱さが原因だったのだろう。話さずに身体が動ける様になったら逃げ出すのが、あの時は一番の選択だったのかもしれない。そう考え、俺は自分の内に意識を向けた。

 

 

 

キッ、と車が止まる感触が俺を現実に復帰させた。美由希さんは起きたようだが、なのは達はまだ眠っていた。俺はなのはを起こさないように抱えて車を降りた。

忍さん達はこのままアリサを家に送ってから帰るらしい。

 

「じゃあね、シロ君。恭也はちょっとグロッキー入ってるから、早く寝るように言ってあげて」

 

「解りました。それじゃあ、お休みなさい。忍さん」

 

「シロ君もね。」

 

忍さんはそう言うと助席に乗り、オヤスミーと窓から手を出して振る。ノエルさんは忍さんを諌めながら、アクセルを踏んだ様だ。

少し慌てた声が聞こえた。

 

「さてと・・・なのはを部屋まで運ぶか・・・」

 

俺はなのはを抱いたまま、玄関を潜った

 

 

 

Side out

 

 

濃紺の空に月が輝く夜に、衛宮士郎はカララとドアを開き口を開いた。

 

「それでは、行ってきます。」

 

「いってらっしゃい、シロ君。今日は三十分位かな?」

 

「いえ、昼の鍛錬をしていないので、一時間位です。今回は、神社の方を二、三週してから公園の方に行ってみようかと・・・・」

 

「ああ、それなら行きと帰りの両方とも公園を通ればちょうどいいぞ?」

 

「なら、そうします。それじゃ、行ってきます」

 

「気をつけるんだぞー」

 

衛宮士郎が見えなくなると、高町士郎はリビングへと向かった。リビングでは高町士郎と旧知の仲であるアルバート・クリステラと、その妻で『世紀の歌姫』と呼ばれるティレオ・クリステラの二人がテーブルに座って待っていた。

テーブルの上にペンと紙が一枚。その横にはイロイロと書き殴ったようにして文字が書き込まれている紙が、数枚有った。

 

高町士郎は、トレイにコーヒーの入ったカップを乗せテーブルに着いた。

珈琲を二人に渡し、自分も一口飲む。

 

「・・・之を飲むと・・・お前が本当に喫茶店のマスターに成ったんだなぁと思うよ。・・・士郎」

 

珈琲を一口飲んだアルバート・クリステラは、少し笑いながら言った

 

「世辞を言っても俺は何も出せないぞ、アル? 桃子が聞いたらシュークリームを出してくれるかもしれないが・・・」

 

「あら、お世辞じゃないわよ。士郎? 貴方の容れてくれた珈琲、本当に美味しいわ。」

 

「ティレオさんが言ってくれるのなら、自信を持っても良いのかな・?」

 

「おい、士郎」

 

「冗談だよ、アル」

 

少し抑えた笑い声が、静かにリビングに響いた。しかし、笑いが止めば重い沈黙が空間を満たした。

最初に口を開いたのは・・・

 

「それで・・・シロ君の歌った歌詞・・・・訳してくれたんだろ?」

 

高町士郎だった。この中で・・・この世界で唯一衛宮士郎の事を知っているという責任感が在るのだろうが、それは一部でしかない。高町士郎は衛宮士郎の事を自分の息子として愛している。だから助けたい。だから護りたい。その気持ちが今現在、衛宮士郎が何に悲しんでいるのかを知りたがる。

高町士郎の目を見ながら、アルバート・クリステラは言った。その声には疑問が渦巻いていた。

 

「ああ、訳し終わった・・・終わってしまったさ。士郎、正直に言うとだな。お前が俺に頼んだ件、国に帰っても無理が在りすぎると思っているんだ。俺にも立場が在る。そして敵が居る。何よりも、衛宮士郎という少年の事を知らなさ過ぎる。でも、それを差し引いても遣る価値が在る。俺はそう思いたい。じゃないと、これ位の事はしてやらないと・・・哀れすぎる」

 

アルバートはそう言うと、紙を一枚差し出した。机に置かれていた一枚だ。ソレは綺麗に日本語に訳されていた。

 

 

君を愛している

それは今も変わらない

君の何気ない仕草を覚えている

君の声を覚えている

それでも

それが思い出に成ってしまった

君に手を差し伸べる事を止めてしまったあの時から

どれ位経ってしまったのか

僕には分からない

君を見捨てて、理想を選び

その理想さえ砕けてしまった

それでも君を愛している

君の暖かさを覚えている

君の作った料理の味を覚えている

それが罰なのかは解らない。それが罪なのかは解らない

一度捨てた物は戻らないのに

零してしまった水は戻らないのに

君に会いたい

君を愛している

愛しているのに

君の顔を覚えているのに

君の涙を覚えているのに

君の困った顔を覚えているのに

君の笑顔を思い出せない

君に逢いたい

この寂しさは自分への罰だと知っているのに

胸に在る空虚は自分の罪だと知っているのに

君に逢いたい

君の笑顔が見たい

未練がましいと言われるかも知れないけど

君に逢いたいよ

 

 

 

高町士郎は愕然とした。内容にもだが、それ以上に衛宮士郎の心に残っている傷に。そして、それを周りに悟らせないように生きて居る事に。

 

(俺は・・・気付けなかった。・・・いや、知っていたのに考えようにしていたんだ!!)

 

ギリっと歯が鳴った。今にも砕けそうな勢いで歯を食い縛りながら、紙を握っていない手を握った。ブルブルと体が震える。やり場の無い力が全身を駆け巡り、テーブルを揺らした。

 

「士郎。お前は如何したい」

 

アルバートの言葉に高町士郎は、ゆっくりと、力を逃がすように息を吐き出して言った

 

「俺はシロ君を・・・息子を助けたい」

 

その言葉を聴くと、アルバートは年に似合わない笑みをニカっと浮かべて言った

 

「なら、仕方ない。協力してやろう」

 

ティレオ・クリステラは、そう言った夫に少し笑って言った

 

「そうね。お友達の頼みですもの。」

 

「・・・・・ありがとう」

 

高町士郎の感謝の声が、リビングに静かに響いた。

 

 

 

Side 衛宮士郎

 

ハッ、ハッ、と短く息を吐き、空気を吸う。走っている身体に夜の冷たい空気は心地よくて、偶に通る車のエンジン音位しか響かない空間は心地よくて、だからこそ俺はその存在に気が付いた。

夜も遅いこの時間に、空を見つめている少女を見つける事ができた。その少女は何処か儚げだった。此処に居るのに居ないようで、少し透き通っているような感じを俺に与えた。

少女が座っているのはベンチでは無く車椅子。見た感じ、電動の物だ。膝掛けをしている様だが、この時間帯にそれだけでは寒いだろうと思い。俺は、少女に声をかけることにした。

 

「君、こんな時間帯に一人で居るのは危ないぞ」

 

俺が声を掛けると、少女は少し驚いた顔をして言った

 

「そうやね・・・危ないかもしれんけど、今は月を見てたいんや。」

 

少女はそのまま、視線を空へと向けた。如何すれば良いのだろうか、俺を見た少女の目には虚無感と例えれば良いのか? その様な物が在った。之は不味い。先程の台詞からしても少し自棄が入っている。

 

「そうか・・・確かに、今日は晴れてるから月も星も良く見える」

 

俺は、少女と話を合わせて空を見上げる事にした。

 

無言の時間が過ぎる。公園の近くは海が在るためか、細波の微かな音が聞こえてくる。思いの外、この空間は心が落ち着く事に気が付いた。

 

「アンタ、変わった人やなぁ」

 

「そうか?」

 

「そうや。普通、親が心配するぞ。とか、言ってくるもんや。」

 

「そうかもな・・・・そう言えば、君の名前は?」

 

「なんや、ナンパかいな」

 

「いや、お互いに名前を知らないと呼びにくいだろ?」

 

「それもそうやな・・・あたしは、八神はやて。ひらがなで、はやてや。どや、変わっとるやろ」

 

「そうか。綺麗な名前だと思うぞ? 俺は士郎。衛宮士郎だ、在り来たりな何所にでも有るような名前だろ?」

 

「そうやなぁ・・・なんの面白みもないな」

 

「余計なお世話だ」

 

俺の言葉の後、少女は笑い始めた。その瞳に自棄は無く、楽しみが在った。

 

(そうか、俺はこの子のこういう笑顔が見たかったのか)

 

今、そう思った。この子だけじゃない。こういった普通の・・・彼女位の年の子が浮かべる普通の笑顔が、俺は見たかったのか。そう思うと、今日見たなのは達の笑顔が脳裏に浮かぶ。

失礼かも知れないが、その中でもなのはの笑顔が一番印象に残っている事に気付いた。

 

「なぁ、衛宮君。なんで、あたしに声を掛けたん? 普通、声なんて掛けへんよ? 気味悪くて」

 

「だってさ、八神さん「はやてで、ええよ」ん、なら俺も士郎で良い。はやてはさ、如何でもいいやって思ってただろ?」

 

「・・・・・・」

 

「図星か」

 

「あたしな・・・視れば解ると思うけど、歩けないんや。・・・昔、事故に合ってな。それで、お父さんもお母さんも死んでしもうた。・・・家に帰っても誰もおらん。週に三回ヘルパーさんが来てくれるけど、それだけや。料理を覚えて作っても、食べるのはあたし一人だけ・・・」

 

俺は、黙って聞く事にした。

 

「昼は図書館とかに行って本を読んで時間潰して・・・友達もおらへん。学校行ってないから、当たり前なんやけどな。でな、夜になると考えてしまうんよ。あたしがおらんく生っても、誰も気にしないんやないかって・・・・」

 

「前はな、そんな事考え無かった。でも、あたしの足は動かないんや。リハビリも意味無し。原因も解からん。希望なんて持てへんて。お医者さんは、励ましてくれるんやけどな。解ってしまうんや、この人も必死なんやなぁって。」

 

「それで、一人外にでて月見をしていたのか」

 

「うん、そうや。月も星も何も言わん。ただ、あたしを照らすだけやから・・・落ち付くんや。何も考えんでええ、ただ見てるだけでええんや。楽なんや、まるで眠ってるみたいで・・・もしかしたら、死んでるっていうのと余り変わらんくて・・・ただ此処にそう在るだけっていうのが・・・楽なんや」

 

「そうか、でもそれは違うぞ。はやて?」

 

「何が違うんや!! 誰もあたしを見てくれん!! 脚が動かない可哀想な子

!! 両親が死んで一人ぼっちの哀しい子!! そんな目でしか視いひん!! 誰も八神はやてを見てくれん!! 誰にも必要とされてない『はやて』は如何すればいいんや!! 死んでも、死んでなくても誰にも見て貰えない『はやて』は如何すればいいんや!!」

 

罵倒が公園に響く。それは今までにはやての内に溜まっていた、不満や怒りが暴発した物なのだろう

 

「だいたい、あたしの事を知らない。八神はやてを知らんアンタに違うとか言われたくない!!」

 

大声を出して、怒鳴った性かハァハァと息を切らせるはやてに、俺は言いかけた事を言う

 

「そうだな、確かに俺は・・・衛宮士郎は八神はやての事を少しも知らない。ならさ、教えてくれよ。それに、今君は一人じゃない。月を見ているのは君だけじゃない。俺が居る。」

 

「何が言いたいん」

 

がしがしと頭を掻く。こういう事はなれない所為か、言いにくい。

 

「あ〜、なんていうか・・・その・・・俺で良ければ友達から始めないか? いやちがうな、友達に成ってくれ。」

 

ぽかんとした顔で俺を見るはやて。なんだか、変な物を視たようなそんな感じの表情に、不安になる。

 

「そんな、可笑しいで? 普通、切れてドッカに行くのがセオリーやで?」

 

「そんな事、言われてもな。アレぐらいの事は絶対に言われると思ったし・・・現に俺は此処にいるし」

 

あははははとはやてが笑った。

 

「しょうがないなぁ。ソコまで言うんやったら友達に成ったろ。よろしくな、士郎君」

 

「何がしょうがないんだよ・・・全く・・・これから宜しくな。はやて」

 

俺達は握手をした。

 

「それじゃあ、帰るわ。また、何時かな」

 

「むぅ、なら送っていこう。」

 

「えっ!! それはええて。士郎君も遅くなったらいかんやろ?」

 

「ふむ、なら十円貸してくれ。電話をかけてくる。」

 

「いや、だからええて」

 

「しかしだな、レディを送るのは紳士の義務だぞ?」

 

「いや、それでも」

 

「じゃあ、こうしよう。俺は友達が心配だから、家まで送りたい。」

 

「うっ・・・・・・それは、卑怯や」

 

「何とでも言うがいい。」

 

「・・・・じゃあ、お願いしようかな? 後、はい。十円玉持ってないからあたしの携帯使って」

 

そう言って渡された、携帯を開き悩む。

 

「・・・・・・・・どれを押せば良いんだ?」

 

「ちょ!? 携帯使った事ないんか?」

 

「むぅ、やはり持たないと駄目なのか? 」

 

「え〜とな、掛けるだけやから普通に、電話番号押せば掛るんやで?」

 

俺は、はやてに言われた通りに電話番号を入力し高町家に電話した。電話に出たのは士郎さんだった。事情を話すと、今日は止まってきても良いぞぉ〜と笑って言ってきた。何か誤解が在るようだが、長時間使うのもはやてに悪いので電話を切って、はやてに携帯を渡した。

 

「なぁ、さっきの話からして士郎君も・・・」

 

「ああ、俺も両親はいない。というか、顔も覚えていない。それでも、今は父と呼べる人が出来て、家族と呼べる人が出来て、ついさっき友達ができた。」

 

「そうなんや・・・友達か。うん、友達が居るってええな」

 

「はやての事だぞ?」

 

「わかっとるって、えみやん」

 

「えみやんって何さ?」

 

「渾名?」

 

「何故に疑問系かわ、突っ込まないぞ?」

 

「ボケ殺しは遣ったらいかんで。えみやん」

 

もう、それで良いや

 

「さて、それじゃあ送って行くぞ? はやて。序でに泊まってきても良いぞといわれたしな。流石に泊まらないけど」

 

「泊まってもええよ? あっ、でも狼に成ったらあかんで? 」

 

「ふっ、十年早い」

 

 

俺は、はやての車椅子を押しながら公園をでた。

 

 

追記になるが、その日ははやての家に泊まる事になった。詳細はまた機会が在れば

 

追記の追記に成るが、朝、高町家に帰るとなのはに怒られました。理由が解りません。美由希さんが笑っていました。桃子さんと士郎さんに翠屋の休憩中に根掘り葉掘り聞かれました。次の日から暇が有れば、はやてに会いに行く様に言われました。

 

 

おわり

 

 


あとがき

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何も言わないで

歌詞とかそういうのは、ノンタッチの方向で

 

「こっぱずかしいモノ書いたわね・・・・」

イヤァァァァアァァァ――――――――――!! 言わないで!! 序でに更新遅いとかもノンタッチの方向で!!

 

 

 

今回、士郎さん達が何かを決めました。

士郎君とはやてが出会いました。

はやてとなのはは、時が来るまで遭わない方向です。

 

 

「なんで、合わせないのよ」

あの、だからアリサさん? 呼んでないですよ?

「いや、デフォ?」

まあ、いっか。逆らってボコられるのも嫌だし

「君に・・・・」

いえ何も言っておりませマム!!

「それで、なんでなのはとはやてを合わせないの?」

    ・・・・・簡単に言うと、なのはは劇薬と同じなのですよ

「如何いうこと?」

現代医学でも不明な原因で歩けない子に、あの子ならなんて言うと思う?

「・・・・・・あ〜、なんとなく言いたい事は解かったわ。」

でしょ? 絶望よりも希望の方が性質が悪い時も在るからね。その点、絶望に希望、それとソレが砕けた経験が在る士郎の方が適任。後はすずかとかかなぁ?

「あたしも・・・アウトね」

その通り、本編では原作よりも大人な感じに成ってるけど。アウトです。

「取り合えず。理由は分かったわ。」

良かった・・・・それではこの辺で

「次回も見てください。・・・・それと作者、後で裏に来なさい。チャンと聞こえてんのよ?

えっ!?





はやてと出会った士郎。
美姫 「今の所は特に何かある訳でもないのよね」
みたいだな。でも、今後はどうなるだろうか。
美姫 「ともあれ、今回でお花見もお仕舞いと」
本編の方も待ってますね。
美姫 「それじゃ〜ね〜」



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