No Side


ある日、なのはは自分が所属している武装隊の大隊長を務めている人物から呼び出しを受けていた。

「遺跡の調査ですか?」

「ウム…それほど難しい訳でもないし危険も少ないのでね、出来れば君が推薦した彼を含む何人かの訓練生を連れて調査に向かって欲しいのだよ。
 実際の現場に出ると言うのは訓練生にも良い経験になるし、君以外の教導官にも他の部隊から似たような任務が言い渡されているのでね。」

何事かと思えば、其れは遺跡調査の任務――しかも訓練生を連れてと言うモノだった。
渡された資料をざっと見る限り、確かに危険は少ないしネロが同行するならば万が一の事態が起きても何とかなるだろう。

だが、なのはは態々『ネロの同行』を支持して来た大隊長の意図が分からなかった。

「調査そのものは勿論受けますが、如何してネロ君を指名なさるんですか?
 彼以外にも優秀な訓練生は沢山います――流石に彼以上の訓練生が居るのかと聞かれたら、其れは否ですが……」

「……余り大きな声では言えないのだがね、如何にも彼は君以外の教導官の訓練はあまり真面目に行っていないらしいと聞いてね。
 なんでも『質が低い』だの『その訓練はとっくになのはの教導でやった』だの、兎に角教導官に対して反抗的で皮肉屋な態度を取りまくっているらしい。
 最大限簡潔に言うと、君以外の教導官に彼を伴っての調査など絶対無理だと思うのだよ…」

そう言われて、なのはも納得。
ネロは仲間に対しては厚情だが、その反面、高い地位に居て偉そうな態度をとる人物をこれでもかと言う程に嫌う傾向がある。

それでも普通なら口には出さないであろうセリフを、ネロは一切遠慮する事無くズバズバ言いまくるのだ。
まぁ、其れが一部の訓練生の間では受けているらしく、相手によっては『良く言った〜〜!!』的な評価をされているようでもあるのだが……

其れを踏まえると、ネロが反抗しているのは、なのはも『やり方が古いなぁ…』と感じた『自分の方針を押し付ける』タイプの教導官なのだと思っていた。
だが、確かにそうなると、なのは以外の人物がネロを連れて行く事は絶対に不可能だろう――下手すればネロが教導官にバスターをかましかねない。


「……分かりました。
 では、ネロ君の居るチームの他に2チームを加えた9人でその遺跡の調査に向かいます。余り人数が多いと遺跡内では動き辛いので。

「そうしてくれたまえ……うむ、では頼んだよ高町なのは二等空尉。」

「了解。」

一礼しなのはは隊長室を後にする。


そしてなのはが去った隊長室では…

「ひっひっひ…頼むぜ栗毛の嬢ちゃん…悪魔の坊やと一緒に俺っちを楽しませてくれよ?」

大隊長の背後からジェスターが登場――どうやら大隊長を操っていたらしい。
愉快そうな、しかし悪意たっぷりの笑みを浮かべながらジェスターはその場から消える……大隊長はきっと自分が何をしたかなど覚えていないだろう。
覚えていても、精々『高町なのは二等空尉に何か任務を言い渡した』と言う事まで…どんな任務を言い渡したかまではきっと覚えてはいまい…












リリカルなのは×Devil May Cry  黒き騎士と白き魔導師 Mission7
『道化師の宴〜It's Jester Party〜』











Side:なのは


「以上の3チームは私と共に遺跡の調査に向かう事になりました。
 ミッションの難易度は低ランクのCレベルですが、古い遺跡故に何があるかは分からないのでくれぐれも油断だけはしないように!」

調査当日、ネロ君のチームの他に2チームを選んで調査隊を編成。
ネロ君のチームは特出してるけど、他のチームは見事なまでに実力が拮抗してるから選ぶのはそれ程難しくなかったかなぁ。

寧ろ他の人達と選出チームが被らないように、連絡取り合ったりしてチームを編成する方が大変だったよ。


「遺跡の調査?具体的には何をするんだよ?」

「文字通りの調査なんだけど、渡された資料によると、未確認ながらレベルCのロストロギアが遺跡内に存在してる可能性があるみたいだね。
 其れを踏まえると、私達の目的は遺跡の調査だけじゃなくて、そのロストロギアの確保若しくは破壊も含まれてるの……分かった?」

「OK、取り敢えず『そこそこ面倒』な任務って訳だ……簡単すぎてもつまらないけどな。」


まぁ、訓練生を連れて行く実戦任務はそんなに難易度の高い任務じゃないからね。
今回の任務だって、此処に集まった皆なら必ずクリアできると私は思ってるの――皆凄く良い目をしてるからね…鍛えた甲斐が有ったよ。

「では、此れより転送ポートを使って現場まで移動します。
 現場では、基本的に私の指示に従って貰うけど、調査している中で何か気が付く事が有ったら遠慮しないで言ってね?」

「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」

「……了解だ。」


うん、ずっと思ってた事だけど、ネロ君て絶対に『はい』って返事する事がないんだよね。
いっつも今みたいに『了解だ』とか、『あぁ』『分かってる』『任せとけ』とかそんな返事ばっかり……ネロ君らしいと言えばらしんだけど。

私は別に気にしないけど、人によっては『素直に返事をしない扱いにくい問題児』って映るのかも――自分の信念は絶対に曲げないから余計にね。

あ〜〜〜、でもネロ君が人の言う事に素直に『はい分かりました!』とか答えても……

「有り得ないね…」

「ぶきみ…」

「なのは、久遠……お前等、今物凄く失礼な事考えなかったか?」


そ、そんな事ないよ?ほら、ネロ君も急いで転送ポートに行かないと。


「……はい、分かりました!!」

「ゴメン、何時も通りでお願い……」

「了解だ。」


やっぱり、素直な返事はネロ君のキャラじゃないね……うん、気持ちを切り替えてお仕事頑張らないとだね。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



で、転送ポートから送られて着いたのは件の遺跡。
資料によると地下施設って事だけど、地上から上に出てる部分だけでも可成り大きかった……多分東京ドーム位はあったんじゃないかな?

外に出てる部分であの大きさだと、本命の地下施設はドレくらい大きいのかと思ったら、予想通り物凄い広さだね。

幸い、遺跡の中はまだ魔導機関が生きてる部分があって所々灯りが点く場所があったのは助かった……んだけど、此れは如何したモノかなぁ?


「行き止まりで床に大穴……多分最下層まで続いてるんじゃないですか此れ?」

「やっぱり、此処から降りて行くしかありませんよ……ねえ?」


そうなんだけど、この中で飛ぶ事が出来るのは私を含めて4人しかいない。ヴィッツは風魔法を駆使してゆっくり降りる事が出来るだろうけどね。
ねぇギンガ、この穴から下まで螺旋状にウィングロードを展開する事は出来るかな?


「え?あ、はい可能です。
 ただ、あまり穴の直径が広くないので可成り急な角度での展開になりますよ?……まぁ、人が歩ける角度ではありますけど。」

「だったら其れを展開してくれるかな?空を飛べない人は其処を歩いて降りて来るようにした方が良いと思うんだ。」

空を飛べる人は私と一緒にゆっくり降下して貰うから。
で、ネロ君は何をしようとしてるのかな?まさか、此処から命綱無しのバンジーを敢行しようとか思ってないよね?


「まさか、そんな事はしないさ。
 ただ、レッドクイーンのイクシード機能を使えばロケットの逆噴射の要領で安全に降りる事が出来るなと思っただけだ。」

「普通にギンガのウィングロードを降りて行こうね?」

「分かってるよ。」


やって出来ない事は無いんだろうけど、やっぱり安全が第一だからね。







そして移動を開始して数分――


「上からは分からなかったけど、下は可成り広いんですねぇ…」


穴の底に到着。
うん、確かにかなり広いね?通って来た穴の直径の6〜8倍は有るんじゃないかな、この大広間は。

其れとこの床の模様は一体何だろう?



――ヒィィィン…



!!此れは…封鎖結界!?若しかして閉じこめられた!?


「……いや、此れは只の結界じゃない――条件をクリアしないと解けないやつだ……恐らくは――

「ネロ君?」


――シュイィィィン………ゴトン



ふぇ?ネロ君の姿をした等身大の人形と、物凄く大きなサイコロ!?此れって何!?


「ダイスゲームだ、俺の故郷に有ったデカい城にも似たような仕掛けがあったんだが、俺の姿をした『駒』をゴールまで到達させないと結界は解けない。
 あのバカでかいダイスを殴るとかしてダイスロールを行うんだが、止まったマスによっては…」

「オラァ!!」


――バキィ!!!


「おい、人の話を最後まで聞けよ!!」

「え?だってダイスを振らなきゃ始まらないだろ?」

「そりゃそうだが、まだマスの説明とダイスの特性の説明してないだろ!!!」


あらら……先走っちゃったんだね。
…出た目の数は5で、5マス進んだ先に有るのは白いマス………


「フー……ラッキーだったな、白いマスなら何も起きない。
 だが、赤いマスに停まってたらこっちを攻撃する仕掛けか、敵が出て来てたぜ?……コイツは止まったマスによって異なる事が起きるんだよ。
 白は何もなく、赤はこっちに危険な事、青は癒しで、黄色は他の黄色のマスにワープ、紫は赤マスよりもずっと強い敵が出て来る。
 序でに言うと、このダイスは出したい目が上に来たときに攻撃すれば必ず欲しい目が出る仕掛けになってる……俺の故郷ではだがな。」


そうなんだ?
ん〜〜〜〜……それじゃあこのダイスゲームはネロ君に任せて良いかな?経験者の方が巧く出来ると思うからね。


「OK、任されたぜ。……次の狙いは黄色マスだな……エリァ!!」


――ガコン!


出た目の数は6……本当に狙った目を出す事が出来るんだね。


「次の狙いは青マス……なら出す目は4だ!」


ダイスは結構目まぐるしい速さで回転してるから、狙った目が真上に来たときに攻撃するのは可成り難しい筈なのに的確に欲しい目を出してる。
一度経験したからとかじゃない………此れは攻撃するタイミングと、ダイスの動きを見切ってないと到底出来ない芸当なの…


「此れでラストだ!」


始めてから2分でゴールに到達………ネロ君お見事!



――シュゥゥゥ…



結界も消えたし、先に進もうか……って、何してるのくーちゃん?


「このおっきなサイコロ持って行って良い?」

「移動の邪魔になるから置いて行こうね?」

「残念…」


そんなのを持って帰っても置き場所に困るからね――さて、次は何が出て来るかな?








――――――








Side:ネロ


まさかダイスゲームをやる事になるとは思わなかったが、仕掛けがフォルトゥナ城に有ったのと同じで助かったぜ。
アレと全く同じなら赤や紫に停まる事なく、駒をゴールまで進めるのは楽だからな。

だが、ダイスゲームをクリアして進んだ先はまた行き止まりか?……扉は有るみたいだが、押しても引いても開かないのかよ…面倒くせぇ…

青の封鎖結界も出て来てないから、扉を開くための特別な条件があるって訳でもなさそうだし…

「なのは、埒が明かないからブルーローズのチャージショットで扉を吹き飛ばしても良いか?」

「…本当は遺跡を壊すのはダメなんだけど、此れじゃあ確かにどうしようもないからね――うん、私の権限で特別に許可します。」


All right.(任せときな。)其れじゃあ手加減抜きで―――


いぃ〜〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜〜〜っほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」


誰だ、この思いっきり『やる気』が削がれる声を出しやがったのは!?


「ハロー〜〜〜〜!な〜〜〜んかお困りのようだね、坊や達!なんなら俺っちが助けてやっても良いぜぇ?」


……ウゼェ…つーかコイツ如何考えても悪魔だろ?
右腕も反応してるし、そもそも天井から逆さ吊りの状態で現れるピエロなんざ聞いた事がないぜ……無視して扉吹っ飛ばすか。


「Wait, wait, wait!(待て待て待て!)短気は良くないぜ坊や〜〜〜、せ〜〜〜っかく良い事教えてやるってんだから、先ずは話を聞こうよ〜〜?」

「確かにそうかも知れないが、イキナリ現れた怪しさ抜群のピエロを信用しろって?
 そいつは土台無理な話だと思わないか?……まして、自分の名も名乗らずに話を進める奴の言う事なんてな?」

「おぉっと!コイツはうっかり、俺とした事が自己紹介を忘れちまった!
 じゃあ改めて自己紹介だぼーや達にお嬢さん達――Hello.My name is………Jester.(初めまして。俺はジェスターって言うモンだ。)」


ジェスター……見た目がピエロなら、名前も宮廷道化師だと?悪魔の中にも随分と洒落の利いた奴が居るもんだな?
で、その宮廷道化師が何のようだ?


「いんや、間抜けな坊や達が仕掛けに嵌って四苦八苦してるみたいだから助けてやろうと思ってね〜〜〜?
 開かない扉を押したり引いたりしてるのを見るのは結構滑稽で楽しかったんだけど、其れもあんまり続くと退屈になるからなぁ〜〜〜ヒッヒッヒ!」

「そうかい…」


――ジャキ


「此処から進む方法を知ってるなら大人しく言いな、其れとも鼻の穴を4つに増やしてほしいか?」

「……そいつは勘弁。
 分かったよ、教えてやろうじゃないの〜〜〜。
 まぁ、平たく言って、此処から先に進むにはつまりアレが必要な訳よ?アレって分かる?坊や達にはま〜〜だ早かったかな、あひゃひゃひゃひゃ!」


……OK、真面目に教える気はない訳だ……Humph(フン)、なら其処で未来永劫眠ってろ……Die!(そのまま死ね!)


――ガキィィン!!………ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


避けやがったか……だが、今ので扉が開いただと?


「Bingo〜〜〜〜!!(大正解〜〜〜〜!!)
 つまりこういう事!押しでも引いてもダメならいっそ斬ってみろってな〜〜!坊や達も此れで一つ頭が良くなっただろ〜〜〜ひゃ〜ひゃひゃ!!」


………らしいな、覚えといてやるよ――ムカつくけどな。


「何だったんだ今の?」

「脳味噌のイカレタ悪魔の道化師だ………真面目に相手をするとこっちが疲れるタイプってやつだな。」

まぁ、此れで先に進めるんだ、さっさと終わらせようぜ?


「そうだね………じゃあ、改めて先に進むよ。」




って、此れはまたバカでかい部屋だな?
さっきのダイスゲームの部屋の3倍は有るぜ?………一体この遺跡は大昔は何の施設だったんだよ……ん?


――ギュィィィィン………


『『『『『『『『『『キシャァァァァァァァァァァ!!!!』』』』』』』』』』

『『『グルルルルル…』』』

『ゴガァァァァァァァァァァァ…!!』


!!な、ブラッドゴイルにシャドウにギガピードだと!?若しかしてさっきの奴が……!!


「ネロ君、此れって………」

「あぁ、悪魔だ……其れも少し厄介な奴等が出て来てくれたもんだな。」



イ〜ッヒッヒ!!行き止まりから先に進んだ坊や達に、ジェスターからちょっとプレゼントをくれてやるぜ〜〜〜!
 遠慮しないで貰ってくれよ?あぁ、お礼は要らないぜぇ?……だって俺達、もう『お友達』だろ〜〜〜〜?


プレゼントか……ならもっとマシなのが欲しかったね!Be gone!!(失せろ!!)


――バキィ!!


Ha!如何やらこいつ等を全滅させないと先には進めないらしいぜ?
今来た扉は封鎖結界で覆われてるし、逃げ道は何処にも無いときた――さて、如何する高町教官殿?


「決まってるよ……想定外の事態になったけど、全員で現れたアンノウンを撃破します!
 ネロ君、厄介って言ったけど……具体的に如何言う相手なの?」

「赤いコウモリみたいな奴は、あの状態だと幾ら殴ろうが斬ろうが分裂するだけだし、黒い豹みたいな奴もあの状態じゃ近接攻撃は一切効かない。
 だが、どっちも遠距離攻撃なら効果がある!
 赤い方は撃たれると石化して殴る斬るの攻撃が効くようになり、黒い奴は銃撃を何度も喰らわせると本体が姿を現して近接攻撃が効くようになる。
 で、頭上のバカでかいムカデみたいな奴は……固い殻に覆われてるから防御力は高いが、殻の隙間は無防備ってやつだ。」

「其れは確かに少し面倒だね…」


だろ?あのムカデ――ギガピードは俺が相手をするから、なのは達は赤コウモリ――ブラッドゴイルと黒豹――シャドウを頼む。

それから、シャドウの外見が赤く変化したら兎に角距離を取れよ?赤くなったアイツ等は、こっちを巻き込んで自爆しようとするからな!


「分かったの……だけどネロ君、あんなに大きい相手に1人で大丈夫?」

「確かに図体は馬鹿デカいが、おつむの方はその辺のムカデと大差ない奴だ……俺1人で充分だぜ。」

「うん…なら任せるけど、無理はダメだよ?必要な時には必ず助けを呼んでね?」


All right.(了解だ。)
さて、来るぞ!


「射撃が得意な人は、私と一緒にコウモリ型と豹型に魔力弾攻撃を敢行!
 クロスレンジ格闘を得意とする人は、石化したコウモリ型と、本体を現した豹型への決定打を!ヴィッツは回復と補助をお願いね?」

「「「「「「「はい!!」」」」」」」

「了解しました。」


ふ、やっぱりなのはの指示は的確だな。
このメンバーでどうやったら効率よく短時間でコイツ等を倒せるか、俺から悪魔の特徴を聞いただけで戦闘布陣を構築するとはね。




さてと、折角出て来たところ恐縮だが此処は、お前等が居て良い場所じゃないからお帰り願うぜ?
まぁ、そう言われて大人しく帰る奴じゃあないだろうが……だから、少しばかりお前達の相手になってやる…泣いて帰りたくなる位のレベルでな!

Humph Come on Babes!This party's getting crazy……Let's rock!!(フン、来いよマヌケ!イカレタパーティーの始まりだ……派手に行くぜ!!













 To Be Continued… 




訓練生を連れての遺跡調査の任務が、と思いきや。
美姫 「完全に罠だったわね」
人を操ってまで呼び寄せて、ダイスゲームという双六みたいな物が。
美姫 「マスによっては危険だったみたいだけど、まさか思い通りに出目を出せるなんてね」
とは言え、これであっさり終わりって訳にはいかなかったな。
美姫 「流石にね。奥にはわんさかと悪魔の群れが」
他の訓練生も巻き込んだ悪魔との戦いはどうなるのか。
美姫 「次回も待っていますね〜」
ではでは。



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