変わったと思った。

キャサリンと力を合わせてシーラを倒し、それでも迫った魔の手からヴァルによって救われ……。

すべてが歴史から大きく外れ、キャサリンの死という運命は大きく変わったと思った。

だが今にして思えば、それはただこの事態を招くための標だっただけなのかもしれない。

突如キャサリンの後ろに現れ、右手に握る短剣で胸を突き刺したというその光景を前に、カールの頭をそんな言葉が過ぎった。

そして過ぎったと同時に止まっていた時間は動き出し、ずるりと短剣は胸から抜け、その身はゆっくりと地面に倒れる。

 

「キャサリンっ!!」

 

地面へと倒れた際に聞こえたドサッという音で、カールはすぐに我に返って叫びながらキャサリンへと駆け寄る。

そして同時に倒れたキャサリンの後ろに今だ立っている男に渾身の力で長棍を叩きつけようとする。

 

「おっと」

 

男は自身へと迫り来る長棍を焦った様子もなく後退し、余裕の表情で避ける。

自身の攻撃を避けた男にカールは追い討ちを掛けることなく、すぐさましゃがみ込んでキャサリンを抱き起こす。

しかし、抱き起こしたときはもう、キャサリンは呼吸をというものをしてはいなかった。

それでもカールはキャサリンの身を抱いたまま、その名をずっと呼び続ける。

だが、それでも閉じた目が開かれることはなく、抱いている体の体温も徐々になくなっていく。

 

「退いて、カール……」

 

いつの間にか歩み寄ってきていたヴァルは呟きと言えるほど小さな声で言う。

それにカールは少しだけ呆然とするが、すぐにキャサリンの身をゆっくりと地面に寝かせ、少しだけ後ろに下がる。

後ろに下がったカールにヴァルは目を向けることもなくしゃがみ込み、傷口に右手を当てて小さな光を灯す。

真っ白なその光は治癒の光であるとカールはすぐに理解し、もしかしたら生き返らせてくれるのかという思いを抱く。

だが、その思いはゆっくりと消えていく光を前に、脆くも打ち砕かれることとなった。

 

「一体……何をした」

 

光の消えた右手を胸に当てたまま、ヴァルは睨むような視線を男に向ける。

その視線に、男はまるで怯んだ様子も見せず、それどころか可笑しくて堪らないといった笑みを浮かべていた。

そんな男の笑みが、ヴァルの怒りを更に増幅させていく。

 

「何を、と言われましてもねぇ。 ただ、その女の心臓をこれで刺しただけですが?」

 

「たったそれだけじゃ、こんな風にはならない。 魔力の枯渇、そして魔法による治癒に対する拒絶反応……どう考えてもそれだけじゃ説明がつかない」

 

「ふふふふ、まあ確かに……ただの剣で刺しただけなら、そんなことは起り得ないでしょうね。 ……ただの剣なら、ね」

 

意味深な感じでそう返し、男は右手に持った短剣に付着する血を舐める。

男の返してきた言葉にヴァルはどういうことなのかと思うが、その疑問は一瞬にして解けることとなった。

 

「その短剣……まさか」

 

「ふふ、ようやく気づきましたか。 あなたが考えたとおり、これは神器フロッティ。 そう……魔術師殺しの名を持つ、神器の一つですよ」

 

「なんで貴様が、そんなものを持ってるっ! その神器は――!」

 

「失われたはず、ですか?」

 

言葉の続きを代弁するように言い、男は笑みを更に深める。

 

「確かに、フロッティと始めとする数多くの神器はあの戦いのときに失われた。 故に、本来ならば存在はしないものでしょうね」

 

「なら――っ!」

 

「ですが仮に、神器さえも作ることの出来る者が存在するとしたならば、そんなことは問題ではなくなると思いませんか?」

 

「な……」

 

ヴァルの言葉を遮って放たれた男の言葉は、ヴァルを驚愕させるには十分すぎた。

世に存在する神器は大昔、神が創造したとされ、そのほとんどは人の手で作ることなど出来ない物。

故に過去でも現代でも、神器を作ることの出来る者など一切存在しなかったのだ。

だから、男の言ったことはヴァルにとって信じられないことだった。

 

「まあ、信じられない話でしょうが、フロッティがここにあることが何よりの証拠ですよ」

 

今だ信じられないといった顔をするヴァルにそう告げて、男はこの話を締めくくる。

そして、先ほどから変わらぬ笑みを浮かべたまま、男はその言葉を放った。

 

「さて……その女が死んだことであなたのやってきたことは無になったわけですが……どうですか、自分の思惑を崩された気分は?」

 

「な、に……」

 

「ふふふ、あははははは……その怒りに満ちた顔、堪りませんねぇ。 それを見れただけでも、わざわざここに来た甲斐がありましたよ」

 

「貴様……たった、それだけのためにっ」

 

「いやいや、無論それだけが目的じゃありませんよ? 彼を助けに来たというのも目的の一つです。 無能とはいえ、彼をここで失えば更に私たちの計画は狂ってしまいますからね」

 

男の指す彼……それは、先ほどまでヴァルに殺されそうだったワイザーのことだ。

そのことがすぐにわかり、カールはワイザーのいた場所に視線を向けると、そこにはすでにワイザーの姿はなかった。

つまり言うなればそれは、男の目的のほとんどが成功したということを意味していた。

 

「では、長くなった話もここまでにして……そろそろ、最後の目的を果たすことにしましょう」

 

そう言って男は短剣を腰に挿し、空いた右手をヴァルへと差し出す。

そして、静かにその言葉をヴァルに向けて紡いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私と共に来ていただけませんか、ヘル様」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットトライアングル!2〜永久に語り継がれし戦士たち〜

 

第二十九話 蘇りし災い、狂気の根源

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カールは男の言葉に対して疑問を浮かべるしかなかった。

目の前にいる女性は確かに自分のことをヴァルと自分たちに名乗った。

なのに男はヴァルを別の名前、ヘルという名前で呼んだのだ。

男が人違いをしている可能性もあるが、ヘルと呼ばれたときのヴァルのまるで何かに怯えるような様子を見る限りそれはないと言える。

だとすると、カールたちに対してヴァルという偽りの名前を目の前の女性は名乗ったことになる。

しかし、そうだとするならばなぜそんなことをする必要があったのか、という疑問が浮かぶ。

名を伏せないといけないような事情があったのか、それとも別に何か考えがあってのことか。

どちらであるにしても、現在の状況でそれを確かめる術はカールにはなかった。

 

「その名は……捨てたと言ったはずよ」

 

「ええ、確かに聞きましたね。 ですが、それに関してはこう返したはずですよ? 過去を捨てることなど出来ない、自身の名前も然り……とね」

 

「っ……」

 

「本来の体を捨てようとも、力を封じようとも……あなたが、ヘルであるという事実は変わらないのですよ」

 

差し出した手を下ろすことなく、男は淡々と述べる。

それに対してヴァルは、気丈な態度を見せながらも若干怯えが表情に表れていた。

それはまるで、男が口を開き言葉を紡ぐのを、怖がっているかのように。

 

「そしてその事実は、あなたが人間と共にいることなどできないことを指している。 お分かりでしょう? その証拠があなたの目の前にあるのだから」

 

その言葉にビクッと震え、ヴァルは目の前に横たわるキャサリンに視線を向ける。

すでに冷たくなっているその体に向けた視線は、どこか虚ろな印象を抱かせるようなものだった。

 

「あなたが傍にいても、それはただその者の死を招く存在にしか成り得ない。 かつて主神が恐れたように、あなたは……災いを齎す存在なのですから」

 

「わざ……わい……」

 

男の言った言葉は、ヴァルにとっては最大級の禁句となるべきもの。

自分の力を嫌い、力を封じた今でも頭から消えることのなく、それでも目を逸らし続けた自身の存在の意味。

それが男の口から放たれた瞬間、かろうじて残っていた光がヴァルの目から消える。

そして同時にドクンドクンと鼓動をする音が、自身の内から聞こえてくる。

 

(災い……齎す……私が……)

 

光の灯らない目をキャサリンへと向け、何度も同じ言葉を心中で繰り返す。

徐々に大きくなっていく鼓動は、遂には強い頭痛を招き、ヴァルは頭を抱える。

それに何かを察知したのか、かなり慌てた声でランドグリスがヴァルへと叫ぶように声を掛ける。

しかし、その声にヴァルはまったく反応せず、ただ頭を抱えて同じ言葉を繰り返す。

 

『く……力が強すぎて、抑えきれないっ』

 

内から増大し続けるそれは、今回が初めてのことではない。

今までにも何度か、強い衝動が内から現れてはランドグリスが抑制してきたこともある。

しかし、今回のそれは今まで以上に強いため、ランドグリスでも抑えることができない。

おそらくその原因は、あまりに条件が揃いすぎたということにあるだろう。

キャサリンの死、カールの悲しみ、そして自身の過去を深く知る者の出現。

この三つの条件が加わったことで、いつも以上にヴァルの衝動は強いものとなっているのだ。

 

「ヴァル……さん?」

 

キャサリンの死に続いて起こった今の事態にカールは悲しみと共に困惑を隠せない。

一体何がどうなっているのか、そう表情に浮かべながらも、ヴァルの様子に心配そうに声を掛ける。

しかし、それにもヴァルはまったく反応することはなかった。

 

「ヘル様……もう一度言います」

 

困惑を浮かべるカールを余所に、ヴァルの様子に対して笑みを浮かべる。

そして先ほどと同じ言葉を、ヴァルに向かって言い放った。

 

「私と共に来ていただけませんか。 あなたは……そちらにいるべき者ではありません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、ヴァルの中の何かが決壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

男の言葉からしばし、ヴァルは頭を抱えていた手をゆっくりと下ろす。

そして手を下ろした速度と同じくらいゆっくりと動きで立ち上がる。

その動作に男は自身の言葉に対して肯定したと思ったのか、浮かべた笑みを深める。

しかし、その瞬間……

 

「ふふ、ふふふふふふ……あははははははははははは!!」

 

ヴァルは片手を額に当て、怖気の走るような笑い声を響かせた。

その笑い声に近くにいたカールはもちろん、少し離れた位置にいる男やシーラでさえもゾクッとした感覚を覚える。

そんな三人を前に、ヴァルは笑いを収めぬままゆっくりと額から手を退け、自身を抱きしめるように両手を体に回す。

 

「ははははははは……やっと……やっと、戻った」

 

目の前の状況も呟かれたその言葉も、カールやシーラには理解できなかった。

一体何が戻ったというのか、そもそもあれはほんとにヴァルなのか。

疑問は次々と浮かび、二人の頭は困惑の二文字で埋め尽くされる。

しかし、二人がヴァルの変貌に困惑する中、男はすべてを理解したと言わんばかりに笑みを浮かべる。

 

「力が戻られたご気分は、いかがですか……ヘル様」

 

「ふふふ……悪くないわ」

 

男の言葉に、ヴァルは同じく笑みを浮かべながらそう返す。

 

「では、お目覚めの直後で申し訳ありませんが……先ほどの返答のほうをお聞かせ願えませんか?」

 

「返答? ……ああ、確か自分と共に来て欲しい、だったわね。 ふふふ……答えなんて、言わなくても分かるんじゃないかしら?」

 

「では――っ!」

 

その言葉に歓喜の笑みを浮かべて言葉を紡ごうとしたとき、視界からヴァルの姿が消える。

消えたヴァルの姿に男が驚きを浮かべる暇もなく、自身の体を鈍い衝撃が襲う。

その自身を襲った衝撃の中心と思われる場所である胸に男が目を向けると、まるで胸から生えているかのようにある一本の腕が映る。

 

「当然……断らせてもらうわ」

 

同時に聞こえた声は、男の真後ろからだった。

聞こえた声と共に混乱していた男の思考が動き出し、今の状況をゆっくりと把握していく。

後ろから聞こえる声、それはヴァルの声。

胸から見える腕、それはおそらくヴァルの腕。

この二つが導き出された答えは、至極簡単なものだった。

それは、瞬時に後方へと回りこんだヴァルの腕によって、男の胸は貫かれたということである。

 

「っ……が……!」

 

「そもそも、それは虫の良過ぎる話だと思わないかしら? 私の力が怖いからといって追放したあなたたちが、今更私の力が必要だというなんて、ね」

 

そう口にしながら、ヴァルは腕を突き出したままゆっくりと手の平へと返す。

そのとき男の表情が痛みによって歪むが、ヴァルはまったく気にした様子もなく返した手に人魂程度の黒炎を灯す。

 

「それに、私には私の望むことがある。 その望みを叶える上で障害と成り得るあなたたちと手を組むわけないじゃない」

 

黒炎は徐々にその火力を増していき、ヴァルの腕もろとも男の体を包み込む。

そして男の体を包んだ炎が強く燃え上がると同時に、ヴァルは突き刺していた腕を引き抜く。

引き抜かれたその腕は男の体と一緒に燃え上がっていたにも関わらず、少しの焦げた様子さえも見当たらなかった。

 

「じゃあね……」

 

燃え続けながら地面へと倒れ、遂には骨さえもなく灰となった男の体だったものを見下ろす。

だが、見下ろした視線をすぐに男に突き刺していた自身の手へと向け、握ったり開いたりを繰り返す。

数回それを繰り返した後、ヴァルは最初に浮かべていた笑みをもう一度浮かべて小さな笑い声を上げる。

とても小さなその笑い声は周りの静けさもあってか、その場にいた誰もが聞こえるほど響き渡っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響いていた笑い声が収まり、見詰めていた右手をゆっくりと下げる。

そして、右手へ向けていた視線はカールへと向けられ、ヴァルはゆっくりと歩み寄っていく。

徐々に、徐々に近づいてくるヴァルの姿に、カールの表情からは先ほどまで浮かべていた困惑は微塵も感じられなかった。

代わりにその表情に浮かんでいたのは、明らかな恐怖という二文字。

先ほどまでの一連の行動、今のヴァルから発せられる空気、そのどれもが恐怖を抱かせるには十分なものだった。

 

「あ……」

 

自身の所まで歩み寄り、足を止めたヴァルにカールは間の抜けた声を上げる。

カールの元まで歩み寄ったヴァルは静かにカールを見下ろし、ゆっくりとカールの前にしゃがみ込む。

そして、右手をカールの胸倉へと伸ばして掴み、グイッと引き寄せる。

 

「残念だったわね。 過去が変わらなくて」

 

「っ……」

 

ヴァルの口にした言葉でカールはそのことを思い出す。

結局過去は変わらず、キャサリンを死なせることになってしまった。

助けると言ったのに、自分はキャサリンを助けることができなかった。

そのことを思い出し、カールの表情には恐怖を上回るほどの悲しみが浮かぶ。

 

「あなたは確かに、あの人たちと同じ……だけど、それでも変えることができなかったのは、きっと私と関わってしまったからね」

 

「え……?」

 

「私の力は、関わるものすべてに災いを齎す。こんな結末を迎えてしまったのはおそらく、これが彼女とあなたにとっての災いだったということね」

 

「そ、それは――」

 

「違うとは、言えないんじゃない? 現に、キャサリンを殺したあいつは私を追ってきた者……つまり、私がいなければこんな結末にはならなかったということじゃないかしら?」

 

その言葉に、カールは反論を返すことができなかった。

確かに、あの男がヴァルを追ってこの世界にやってきたことは事実。

そして、あの男がいなければキャサリンが死ぬことはなかったというのも事実。

しかし、だからといってヴァルがいたからキャサリンは死んだというのは間違いなのではないか。

ヴァルがいたから自分はここまで来ることができたと思っているからこそカールはそう考え、気づけばヴァルの言葉に首を横に振っていた。

それにヴァルはなんとなく否定されることを予測していたのか、先ほどまでとは違う柔らかな笑みを浮かべて呟く。

 

「やっぱり優しいのね、カールは。 ほんと……あの人たちを思い出させるわ」

 

その呟きに、カールは内心で疑問を浮かべる。

それは先ほどから聞くあの人たちというのは一体誰のことなのだろうか、という疑問だった。

が、疑問を浮かべてすぐに悩むより聞いたほうが早いと思ったのか、カールは尋ねるために口を開こうとする。

しかし、カールが口を開くのを遮るように、ヴァルは再度口を開いた。

 

「だからこそ、あなたはもう……私と関わってはいけない」

 

「え……?」

 

「あなたがどう思うにしろ、私と関われば災いが降りかかるのは事実。 だから、あなたは私と関わるべきじゃない」

 

ヴァルはそこまで言って、胸倉を掴んでいない左手を首元に伸ばす

そして、伸ばした左手でペンダントの紐を手繰り寄せ、先端につく石を手に取る。

 

「じゃあね、カール。 願わくばあなたがもう私と関わることなく、再びあなた自身の幸せを見つけられますように」

 

「ヴァ、ヴァルさ――っ!」

 

告げた言葉と同時に、ヴァルは手に取ったペンダントの石を握り砕く。

すると、カールの体は光に包まれ、意識が徐々に遠退いてゆく。

 

(ヴァル……さん……)

 

薄れゆく意識の中で、カールが見た光景。

それは、どこか悲しげな笑みを浮かべながらカールへと背中を向けるヴァルの姿。

それを最後に、カールの意識は闇に落ちていくのだった。

 

 


あとがき

 

 

遂にヴァルの正体が明かされました〜。

【咲】 意外性も何もないわね。

【葉那】 だね〜。

う……ま、まあだいたい予測はつくように書いていたからな、うん。

【咲】 で、ヴァルの正体がヘルなのはいいけど、そもそもなんでヘルが生きてるわけ?

【葉那】 前作で死んじゃったはずなのにね〜。

その理由を詳しく話すのはまだ先だな。

まあ、大まかなにだったら今執筆中の外伝を見れば大体検討はつくだろうけど。

【咲】 それが完成するのはいつなわけ?

……いつだろうね〜?

【咲】 はぁ……まあ、いいけどね。

【葉那】 でもさ〜、正体がヘルなのに、前作と違ってえらい丸くなってるね〜。

まあ、な。 タイトルで狂気というのが書かれてはいるが、彼女のそういった部分はもうほぼ拭い去られてるからなぁ。

【咲】 ほぼってことは、多少はあるってこと?

そうなるな。 現状だと、最終話でそれが出てくる予定になってる。

【葉那】 そうなんだ〜。

【咲】 で、最後に一つ……シーラが妙に目立ってないわよね? 彼女も歴史上ではかなり重要なポストでしょうに。

ふむ、まあ確かにな。 今回もシーラがあの後起こす行動を端折ってるし。 でもまあ、次々回あたりにちゃんと出番らしきものがあるから良しとした。

【葉那】 う〜ん、いいのかな〜?

問題なし!! ……たぶん。

【咲】 やっぱり自身なさげなのね、そこは。 で、次回はどんなお話なわけ?

キャサリン編も終わったということで次回からはようやく学園側での騒動が主になってくる。

で、次回に関してだが、次回は綾菜の秘密が明らかに!!というのが主な部分だな。

【葉那】 秘密っていうと、あの目のこと〜?

そゆこと。 それと、綾菜の過去に関してもちょっとだけ語られる予定だ。

【咲】 ふ〜ん。 じゃ、今回はこの辺でね♪

【葉那】 また次回も見てね〜♪

では〜ノシ




ヴァルの正体はヘル。
美姫 「しかし、何で生きていたのかは分からないわね」
だな。まあ、そっちは外伝を待とう。
次回は綾菜の秘密らしいけれど。うーん、どんな過去が。
美姫 「楽しみね」
うんうん。次回も待ってます。
美姫 「待ってますね〜」



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