倒れていた生徒を保健室に運び、リィナをカールたちに任せた後、恭也たちは学園長室へと集まった。

集まった三人+呼び出したリィナの父、ロレンツが話すことと言えばもちろん、事件についてのことだ。

再び被害者を出すこととなった今回の事件、その現場で血の付いた衣服を纏い、被害者の傍に立っていたリィナ。

そしてフィリスに診てもらった所、これまた前回と同じく被害者の生存が判明し、同時に吸血痕も確認できた。

これらを見て真っ先に浮かぶのは、事件の犯人はリィナであるということだ。

しかし、犯人がリィナだとしても、妙なことが一点だけあった。

それは、犯行現場にいたときのリィナの様子。

自分の容疑を否定するのはよくあることだが、リィナの様子を見る限りではほんとに覚えがないように思えてくる。

加えて、最初にリィナを発見した恭也の話からすると、そのときの様子は明らかにいつもとは違っていたとのこと。

目は虚ろで、声を掛けても反応なしで、まったく生気が感じられないといった様子だった。

その様子はまるで何かに操られているかのようだったと、恭也は話の最後で口にした。

その言葉に、ジャスティンやミラもそのときを思い出し、確かにそうだったように思えてくる。

だとすれば、リィナは一体何に操られていたというのか、という疑問が浮かんでくるのだが、その疑問の答えは容易に想像がついた。

 

「リィナの中に眠る、魔女の血……」

 

「そう考えるのが、この場合自然でしょうね」

 

ロレンツの呟いた言葉にミラは同意するようにそう返す。

魔女の血が覚醒しようとしているのならば、その血が、意思がリィナを乗っ取ろうとしても不思議ではない。

だが、解けた疑問は更に別の疑問を生むこととなった。

 

「なぜだ……今まで安定していたのに、なぜ今になって」

 

「……主治医であるベルナルド先生の裏切りが、相当堪えたということでしょうか」

 

「それが原因かしら? 確かに血を抑えることが難しくなってはいたみたいだけど、それでもまだ自制が効く範囲だったように私は見えたけど」

 

「ふむ……なら、ミラが見たとおり自制がまだ効いていたとすると、自制が出来なくなるほどの何かが別に起こったということになるが」

 

そこまで考えるが、一体何が起こったのか、という疑問は簡単には解けなかった。

そもそもベルナルドの裏切り以上に、魔女の血を自制できなくなるほどの心情的な何かが起こるなど思えない。

しかし、何かが起こったわけではないとすると、どうして急に自制が効かなくなったのか。

その疑問に対する答えを四人は思いつかず各々考え込むような表情を作る中、ふとミラは何かを思いついたように声を上げて口を開く。

 

「思うんだけど、自制の効かなくなるような何かを故意に起こされた……ていう考えはできないかしら?」

 

「……それはつまり、何者かがリィナを精神的に追い込んだ、ということかな?」

 

「ええ。 そしてもしそうなら、それを行った奴の目的は魔女の血ということになるわね」

 

「……申し訳ありませんが、ミラ先生。 リィナさんが魔女の血を持つことを知っている人は学園でも極少数なので、その考えは出来ないと思います」

 

ミラの考えに、ジャスティンは少し申し訳なさそうな表情で否定する。

それにミラは、そう……とだけ返して、再び考え込むような表情を作る。

だが、それに反してミラの言葉を聞いた直後から、ロレンツは何か難しい顔で考え込んでいた。

それにどうしたのだろうと思ったジャスティンが話しかけると、ロレンツは少し考えるような仕草をした後に静かに口を開いた。

 

「実は……彼女の考えを聞いて、一人だけ心当たりのある人物が浮かんだんですよ」

 

その一言に、その場にいた三人は一様に驚きを表情に浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンアットトライアングル!2〜永久に語り継がれし戦士たち〜

 

第三十四話 判明する吸血鬼の正体

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャスティンに頼まれてリィナを自室へと連れて行った後も、カールたちはリィナの部屋にいた。

それは別にリィナを監視しているというわけではなく、ただリィナのことが心配だった故でのこと。

現場から自室に送っていく間も、自室に辿り着いてから今に至っても、リィナはまるで絶望したかのような表情だった。

そんな表情、そんな様子を見て、今のリィナは精神的に危ういという印象を受けた。

だから、リィナを今一人にすべきではないと皆は考え、その場に残っているというわけだった。

 

「私は……やはりあの時、施設に戻るべきだったんですね」

 

「え……?」

 

戻ってきてから今まで無言だったリィナがポツリと漏らした言葉に皆は耳を疑った。

施設を嫌い、施設に戻ることを嫌がっていたリィナが突然そんなことを口にしたのだから、皆がそんな反応になるのも当然だった。

そしてそんな反応する皆に構わず、リィナは力の篭らない声でポツリポツリと言葉を紡ぐ。

 

「病気でいろんな人に迷惑を掛けて、関係ない人を手に掛けて……」

 

「あ、あれはリィナのせいじゃ……」

 

「それを、誰が信じてくれますか? 衣服に血を付着させて、誰よりも早くあの現場に居た……こんなに私がやったという証拠があるのに、誰がそんなことを信じてくれるんですか?」

 

そう言われてレイナは何も言えなくなり、小さく俯いてしまう。

リィナの言ったとおり、被害者以外に誰よりも早く現場に居た人物というのは犯人である可能性が高い。

加えて、その場に一人いたリィナの衣服には決して少ないとはいえない量の血が付着していたのだ。

こんな状況を見れば、大概の者はリィナを犯人だと思ってしまっても不思議ではなかった。

そして、それはこの場にいる者たちとて例外ではなく、信じようとしても頭の片隅で犯人なのではないかと思っている。

 

「……リィナ。 一つだけ、聞かせてもらってもいいかな?」

 

「……」

 

そんな中、ここに来たときからただ一人何か考え込んでいたカールが突然口を開いた。

それに対しリィナは許可することも拒否することもなく、ただ自分がやってしまったことを思い返して俯く。

返事がないことをカールは許可したと取ったのか、聞こうと思っていた質問を口にする。

 

「こんなときに不謹慎かもしれないけど……リィナの病気の原因って、魔女の血、なんだよね?」

 

「……ええ。 それが、何か?」

 

聞かれた質問に頷き、それがどうしたというのか、というような目でカールを見る。

そのとき向けた視線が捉えたカールの表情には、どこか安心させるような笑みが浮かんでいた。

 

「そっか……なら、リィナは犯人じゃないよ」

 

「え……?」

 

告げられた言葉はリィナだけならず、その場にいた全員を驚かせた。

それはそうだろう……あれだけリィナを犯人だと示す事があったにも関わらず、犯人ではないと言ったのだから。

 

「ど、どうしてそう言えるの、カール?」

 

皆が驚きを浮かべる中、いち早く我に返ったレイナはその発言に対して尋ねる。

尋ねられたカールは浮かべていた笑みから真剣な表情へと変えつつ、自身の発言に対しての理由を語る。

 

「まず、昨日と今日起こった事件の被害者……これらの共通点がなんなのか、皆覚えてる?」

 

「覚えてるも何も……さっきあったことなんですからさすがに覚えてますよ。 肩の所に吸血痕があるってことですよね?」

 

「そう、昨日と今日起こった二つの事件、その被害者はどちらも吸血された痕があった。 このことから吸血鬼が〜、なんて噂が広まったんだしね」

 

「……それで、それがどう私が犯人ではないということに結びつくんですか?」

 

「……最近、僕が図書室で調べたことなんだけど……魔女っていうのはね、人智を超えた魔力を持っていたというだけで決して吸血鬼みたいに人の血を吸ったりはしない、むしろ普通の近い者だったらしいんだ」

 

カールがここ最近調べていたのは、三大魔導家についてのこと。

そしてその三大魔導家の中の一つで、ミハイロフ家と呼ばれるものがある。

そのミハイロフ家は、千年以上前から実在する魔女、イリーナ・ミハイロフを当主としていた。

しかし、時代の流れの中でイリーナはとある人間たちに討たれ、ミハイロフ家自体が衰退していった。

だが、衰退していったミハイロフ家は消え去ることはなく、家名を変えて今もこの世に存在していたのだ。

その家名というのが……クライトン家。

つまりは、クライトン家が魔女の血を持つ者を生み出すことは、謂わば自然なこととも言えるのだ。

まあつまるところ何が言いたいのかというと、イリーナの血を受け継いだリィナは魔女なのであって決して吸血鬼ではない、ということだ。

そしてこれが示す事は、今回の事件の被害者にある吸血痕からしてリィナが犯人だと言う可能性は薄くなるということだった。

 

「じゃ、じゃあ……リィナは犯人に仕立て上げられてたってこと?」

 

「そういうことだね。 そして真の犯人が誰なのかも、検討がついてる」

 

「だ、誰なんですか? その真の犯人って……」

 

驚きの表情を収めることなく、静穂は急かすようにカールへと尋ねる。

それと同時に皆の視線が集中し、カールはその視線を一身に受けながら口を開いた。

 

「……三大魔導家の中で唯一、吸血鬼と呼ばれる家名の当主だった男。 名前は――」

 

名を告げようとした瞬間、閉じていた部屋の扉が突如勢いよく開かれる。

そして開かれた扉の外から、聞き覚えのある笑い声が部屋の中まで聞こえてきた。

その声に、カールは告げようとしていた言葉を打ち切って部屋を飛び出し、他の者も慌ててそれに続く。

すると、部屋の外、その右側の廊下に皆が予想していた通りの人物が立っていた。

 

「くっくっく……うまくいったと思ったのだが、まさか見破られるとはな」

 

皆の視線の先にいるその人物は口元に笑みを浮かべながらゆっくりと近づいてくる。

ゆっくり、ゆっくりと近づいてくるそいつに、皆は一様に警戒しつつ各々の武器を取り出す。

そしてある程度近寄ってきたところで足を止めたその人物の名を、カールは苦々しげな表情で呟いた。

 

「ワイザー……ドラクールっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、同時刻のハンター協会本部地下施設。

そこにとある一室にて、教団の研究者と思われる服装の者たちが忙しなく動き回っていた。

コンソールの前と円柱型のガラス張りをしたケースの間をバタバタと行き来し続けていた。

 

「また拒否反応……これで何個目でしょかね?」

 

「十三個目だな……はぁ、本当にわがままなお嬢さんだ」

 

ぼやく様に言いながら、研究員の一人がケースの中に視線を向けながら溜め息をつく。

呆れとも取れるようなそれに関わることなく、視線を向けられている『それ』はただケースの中で静かに佇む。

 

「しかし、これを作り上げることが一体なんに繋がるんですかね?」

 

「知らんよ……今は維持させろということだけしか言われてないからな」

 

「はぁ……我々のような下っ端には知る必要は無いってことですかね?」

 

「かもな」

 

再度溜め息をつきつつ、ケースに視線を向けていた研究員は背を向けてコンソールの前に戻る。

が、それと同時にケースの中を満たす液体がボコボコと無数の気泡を発し始める。

それにその場にいる研究員たちは一様に驚きの表情を浮かべ、すぐにコンソール前に集まる。

 

「精神状態がレッドゾーン、魔力急上昇……こ、このままだと暴走してしまいます!」

 

「く……どうして急にっ。 血の注入を急げ!」

 

「や、やってますけど……適合率が低下して、注入を受け付けません!」

 

「なんだと!?」

 

信じられないと言わんばかりの叫びと共に、ケースの表面に罅が入っていく。

罅は徐々に全体に行き渡っていき、遂には大きな音を立てて表面のガラスは割れ砕けた。

表面のガラスが砕けたことで中の液体の全ては勢いよく流れ、ケース内部にあった『それ』はドサッと地面に落ちる。

 

「……」

 

突然のその現象に呆然としている研究員たちの前に落ちた『それ』は、ゆっくりとその身を起こす。

そして、身を起こすと共に上げられた顔は辺りをゆっくりと見渡すようにキョロキョロと動き、ある一転でその動きは止まる。

止まった視線が向かう先には、今だ呆然としつつも焦りを交えた表情の研究員たちが立っていた。

 

「―――」

 

視線を向けた『それ』は何かを呟くように口を動かした。

それに研究員たちは一体何を言ったのかと、疑問に思う。

しかし、その疑問が浮かぶと同時に、研究員の一人の頭が音を立てて吹き飛ぶ。

 

「!?!!?」

 

頭を吹き飛ばされ勢いよく飛び散った血は、後ろにあるコンソールを赤く染め上げる。

他の者は何をされたのかもわからず、地面に倒れた首なしの体に驚きを浮かべつつ呆然と視線を向ける。

そして、向けた視線を恐る恐るといったように動かし、今一度『それ』に視線を戻す。

すると戻した視線が捉えた『それ』は、血で真っ赤になった自身の手を小さな舌で舐めていた。

ペロ、ペロとゆっくりと舐め上げ、少しして舐めていた舌を引っ込めて『それ』は視線を研究員たちに戻す。

戻された視線と目が合ったことで研究員たちは我に返り、弾かれたように我先にと部屋から逃げ出そうとする。

だが、それと同時にまた『それ』は小さく口を動かし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び、鮮血が室内を赤く染め上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しだけ時間を遡った『研究&実験室』にて、いつもと同じく二人の男の話し声が響いていた。

 

「で、魔女の血はまだ手に入んねえのか?」

 

「そうですね……近々手に入るとは思いますので、もうしばし保たせてください」

 

「はぁ……簡単に言ってくれやがる。 体を維持させるのだって今の状態じゃ難しいんだぞ……たくっ」

 

部屋の主、クローズは溜め息を吐きつつ椅子を回転させて男に背を向ける。

そして片手にドライバーを持って、何かを弄り始める。

 

「おや、また何か発明でも?」

 

「あ? いや、これはただの調整だ。 最近、少し調子が悪くてな」

 

「ああ、なるほど」

 

男はそれだけで納得し、後ろにある低めの棚に腰掛ける。

カチャカチャと機械を弄るような音が響く中、二人は以降何を話すでもなく無言だった。

そして無言がしばし続き、カチャカチャという音がしなくなると同時にクローズは再び椅子を回転させて男のほうを向く。

 

「近々手に入る、って言ったな? 何か策でもあるのか?」

 

「ええ……と言っても、私自身に策があるわけではありませんが」

 

「はあ? どういう意味だ、そりゃ」

 

男の言っている言葉の意味がわからず、クローズはその意味を尋ねる。

しかし、男がそれに答えることはなく、ただ妖しげな笑みを浮かべるだけだった。

それに答える気はないと判断したクローズが小さく溜め息をつくと同時に、部屋の中へ飛び込むように誰かが入ってきた。

 

「お、おやっさん、大変ですっ!!」

 

入ってきたその男は乱れた息を正すこともなく、クローズに向かって叫ぶような声量で言う。

突然入ってきたこと自体には驚きはしないが、大変だ、というその言葉とその様子には若干の驚きを示す。

この部屋に誰かが入ってくるときは、大概クローズが関わる研究関連の報告などがほとんどだ。

しかし、その男の言葉や様子から、ただの報告などではないということが明らかに読み取れる。

 

「なんでぇ、何か問題でも起こったのか?」

 

自身の関わる研究、実験に関しては絶対の自信をクローズは誇っている。

故に最初こそ驚きはしたが、どうせ問題と言っても大したことじゃないと考え、至極冷静に尋ねる。

だが、その冷静の表情は焦る男の口から放たれた言葉で一転することとなった。

 

「EH−06が……暴走をっ」

 

暴走、という言葉が出た瞬間、クローズの表情には焦りのようなものが浮かぶ。

浮かべると同時に、椅子から立ち上がって掛けてる白衣を手にとって身に纏う。

そして、男の近くに歩み寄って焦りを押し殺しながら小さな声で尋ねる。

 

「状況は、どうなってる?」

 

「その場にいた研究員をすべて殺して……現在は、保管庫に向かってる模様です」

 

「保管庫、か……なるほどな。 目的は、血か」

 

納得したように頷き、クローズは開かれっぱなしの扉から廊下に出ようとする。

その後姿に、今まで黙していた男は先ほどからずっとあった笑みを浮かべたまま口を開く。

 

「私が行きましょうか? 未完成とはいえ、アレの力は相当なものでしょうし」

 

「その必要ねえよ。 アイツを作ったのは、誰だと思ってやがんだ」

 

自身がそう返すのを知って聞いてきていると分かってるため、クローズは即座にそう返す。

そして、聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で……

 

「それに……子を止めるのは親の役目って、決まってんだよ」

 

そう口にして再び歩き出し、部屋を後にした。

 

 


あとがき

 

 

【咲】 言い訳は?

突然ですな……いや、いいんだけどさ。

【葉那】 無駄口叩いてないで早く言い訳を聞かせて欲しいな〜。

あ〜、うん、その……リアルでいろいろと忙しくて。

【咲】 何が、どう、忙しかったのかしら?

いや、まあ、それは……いろいろと。

【葉那】 だから〜、そのいろいろっていうのを説明してよ。

いや〜、その……あ、あははは。

【咲】 ……制裁決定ね。

そ、そんな殺生な!?

【葉那】 ま、当然の結果だね〜。

ひ、酷い……。

【咲】 はぁ……で、話し変わるけど、今回で吸血鬼の正体が明らかになったわね。

【葉那】 だね〜。 正直、カールが推理っぽいことを言う場面は臭く見えたけど。

それを言うな……俺もそう思ってるんだから。

【咲】 ま、エセ推理物って感じよね。

君ら、ほんと容赦ないよね。

【葉那】 それでさ〜、教団側でもいろいろと事態が動いてるよね〜。

ま、あちらでも問題は多いというわけだ。

【咲】 なるほどね。 で、次回はどんなお話なわけ?

次回はだな〜、主にカールたちとワイザーの戦闘……になるかな。

【咲】 それだけ?

いや、まだどうとも言えないんだよな。 もしかしたら他にもあるかもしれないから。

【葉那】 ふ〜ん……とりあえず、次回を待てってこと?

そうなるな。 じゃ、今回はこの辺で!!

【咲&葉那】 また次回ね〜♪




遂に吸血鬼の犯人が!
美姫 「しかも、登場するなり戦闘!?」
どうなる、どうなる!?
美姫 「こっちはこっちで大変な事になってるみたいだし」
ああ、気になる〜。
美姫 「次回も待ってますね」
ではでは。



▲頂きものの部屋へ

▲SSのトップへ



▲Home          ▲戻る


inserted by FC2 system